膝関節痛の種類

 

変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、関節の変形などによって、つらい痛みや炎症が引き起こされる病気で、関節のトラブルの中でも特に多く発症している病気です。一般的に中高年の方に多く発症しています。

 

化膿性関節炎
化膿性関節炎とは、身体のいずれかの部位で、感染症を引き起こしている黄色ブドウ球菌や連鎖球菌、または肺炎球菌などの細菌が、関節の中に血管を通って流れ込むことが原因で発病します。

 

関節リウマチ
現在日本で約100万人が関節リウマチに悩んでいるそうです。高齢化社会が進むにつれて、患者の数も年々増えています。関節に起きた炎症が原因であり、つらい痛みや腫れ、変形などを引き起こします。

 

結核性関節炎
結核性関節炎とは、肺結核などの結核菌が原因となって発病します。この結核菌が血流に乗って関節の内部に入り込み、関節の痛みや炎症などを引き起こすことになります。

 

関節水腫
関節水腫とは、関節液(滑液)が異常に溜まってしまった膝などの関節が、腫れてしまう病気です。本来であれば、滑膜という部位より分泌されている関節液は、関節同士の衝突を防ぐ潤滑油の役目を担い、滑膜や関節軟骨の保護、関節軟骨の栄養供給を手助けするなど、有用な働きをするものです。

 

ひざのスポーツ障害
スポーツ活動などによって膝蓋靭帯の付着部である脛骨粗面に痛みや腫れをもたらす疾患のことです。